目からうろこという言葉があります。人は何歳になっても「ああそうなんだ、そうだったのか!」と、時に驚き、感動することがあります。そして知らないこと、未知の世界の広さに気づかされます。
「数学の泉」とは、こうした数学世界の探求と知る喜びの源泉を意味します。
数学は、自然のしくみを知り新しいことを創造する上で、科学や技術の発展の基礎として大きな役割を果たしてきました。ピラミッドや法隆寺など世界の文化遺産にふれるとき、当時の人びとの数学的知恵と技術に驚かされます。
わたしたちは、先人の数学者たちが拓いた数学的な知恵と、数学教育の成果に基づく良質な教材を編集していきたいと考えています。それには、教科書と整合性のあるカリキュラム構成と、問題の品質そのものが大切であるといえます。その意味では、数学の泉は「良問題・良解説のデータベースである」とも定義しています。
先生方のご指導・ご助言をいただければ幸いです。
(数泉編集部)
数学の美しさ、おもしろさ、学ぶ楽しさを提供する、中学生向けの「数学の広場」です。